2021-01-01から1年間の記事一覧

読書『意にかなう人生』Ⅴ

前回の文章について書き忘れていたこと。 「せめてわが子に勉強しようとする気持ちを持たせてから学校に送り出してほしい」とこれまで何度思ったことか。学習に取り組まない、授業を妨害する、教室から出ていく、そんな児童生徒をあまた見てきた。そんな者た…

グランパス『1-2 アウェイC大阪戦』

J1 第37節 11/27(土)14:00 ヨドコウ桜スタジアム 今季最初で最後のアウェイ観戦だ。ついコメダモーニングをして、久しぶりの新幹線で大阪。そしてスタグルはおいしそうなものがなかったので、定番のココイチのカツカレーとし準備を整えた。客席はバックス…

読書『意にかなう人生』Ⅳ

接骨院に通ったが改善の兆しなく、整形外科に行く。頚椎症との診断を受ける。しばらく投薬とリハビリの世話になることになった。痛み止めの注射をもらったから激痛はなくなった。 いじめ問題から教育問題へ。 ~現在の日本の義務教育は「すべての国民がその…

読書『意にかなう人生』Ⅲ

肩甲骨辺りの痛みは相変わらずである。文字をうったり書いたりするのも痛い。前かがみの姿勢がよくないようだ。これも病の苦しみだ。 愛知県内の中学校で生徒同士の殺人事件が起きた。その事件について論じるつもりはないが、あまりにも今回の事件についての…

読書『意にかなう人生』Ⅱ

読書の内容とは関係ないのだが、数日前から肩甲骨辺りがとても痛い。今日ようやく接骨院に行ったのだが、3日くらい痛みが続くと言われた。こうして文字入力するだけでも激痛が走る。 ~それ以上金持ちになってどうするのというのだと。「フツーの人」は他人…

読書『意にかなう人生』(加藤廣)

意にかなう人生―心と懐を豊かにする16講―(新潮新書)加藤廣 (著) 「意にかなう」とは、調べてみたら「考えや気持ちに合っている。気に入る」という意味だった。著者は証券会社等に勤め、75歳で作家デビューしたんだな。 ~私の人生はこれでよいのだろうか。…

映画『恋する寄生虫 (2021)』

恋する寄生虫 (2021) 監督 柿本ケンサク 『モスル』が終わりコーヒーチェーン店で休憩。半券見せれば粗品がもらえるのだ。本作の狙いはずばり、ヒロインの小松菜奈である。『閉鎖病棟』『恋は雨上がりのように』『坂道のアポロン』などを観てわりと好きな女…

映画『モスル~あるSWAT部隊の戦い~ (2019)』

モスル~あるSWAT部隊の戦い~ (2019) MOSUL 監督 マシュー・マイケル・カーナハン 月曜だが、土曜出勤のため振り替え休日、だから三連休なのだ。隣市の劇場は珍しく近辺にはないラインナップだったので、雨天でもあり車で行くことにした。本作品はわりと評…

映画『由宇子の天秤 (2020)』

由宇子の天秤 (2020) A BALANCE 監督 春本雄二郎 座禅から帰り朝食を食べ、ネットで座席予約をしてすぐに隣市のミニシアターへ向かう。いつものように自転車で。休日はこのパターンが定例化しつつある。ジョギングを免除できる利点があるのだ。本映画は評価…

読書『夜と霧』Ⅶ

生きる意味について。 ~人間が生きることにはつねにどんな状況でも意味がある。この存在することの無限の意味は苦しむことと死ぬことを、苦と死をふくむのだ。~ 生きることに意味があるか、と問われたら「ないかもしれない」と答えるだろう。でも存在する…

読書『夜と霧』Ⅵ

我々が生きる先には何かが待っている。 ~生きることは彼らから何かを期待している。生きていれば、未来に彼らを待っているなにかがある。~ 私の未来にも、私を待っている何かがある。それはいいこともあるし、悪いこともあるだろうな。私もかつて「生きた…

読書『夜と霧』Ⅴ

今朝、仕事に行く前に座禅を行い(最近、座布を購入し、毎朝数分やっている)、その後、昨日の内容を思い出した。「また一日が始まる。でも私が一日に期待するのではない。今日という一日が、私に何を期待しているのだろうか」と考えた。すると、「子どもの…

読書『夜と霧』Ⅳ

おそらく以下の文章が、本書の中で、いちばん有名だと思う。 ~ここで必要なのは、生きる意味についての問いを180度方向転換することだ。わたしたちが生きることから何を期待するかではなく、むしろひたすら、生きることが私たちから何を期待しているかが問…

映画『クーリエ:最高機密の運び屋 (2020)』

クーリエ:最高機密の運び屋 (2020) THE COURIER 監督 ドミニク・クック 2日連続で自転車で隣市のミニシアター。この作品はちょっと前に都会で上映されており、高評価を得ていた。ようやく地元に降りてきたのだ。絶対に観ようと決めていた。 戦後の日本史な…

映画『そして、バトンは渡された (2021)』

そして、バトンは渡された (2021) 監督 前田哲 ミニシアターから帰り、昼食は残り物で済ませてすぐに市内の劇場へ。迷っていたが結局本作を観ることにした。迷っていた理由は、私はよく映画の宣伝文句になる「豪華キャスト」をあまり信用しないのだ。本作も…

映画『サイコ・ゴアマン (2020)』

サイコ・ゴアマン (2020) PG (PSYCHO GOREMAN) 監督 スティーヴン・コスタンスキ 今日も家人が実家に行ったので一日フリー。3が付く日は隣市のミニシアターはサービスデーである。1時間前に自転車で向かい、途中のコンビニにて100円コーヒーで小休止し、上…

読書『夜と霧』Ⅲ

生きる意味について書かれている。 ~およそ生きることそのものに意味があるとするならば、苦しむことにも意味があるはずだ。苦しむこともまた生きることの一部なら、運命も死ぬことも生きることの一部なのだろう。苦悩とそして死があってこそ、人間という存…

映画『リスペクト (2021)』

リスペクト (2021) RESPECT 監督 リーズル・トミー 徐々に、着実に、自分の耐性がなくなっているような気がする。生徒指導のことで上司に報告したいことがあったが、勤務終了時間になっても会議を続けているので、あきらめて帰宅した。ジョギングは休憩時間…

読書『夜と霧』Ⅱ

極限状態を乗り越える支えになるもの。それは、愛し愛される経験、自然の美しさに魅了されることのほかに、まだある。 ~ユーモアは自分を見失わないための魂の武器だ。ユーモアとは、知られているようにほんの数秒間でも、周囲から距離をとり、状況に打ちひ…

読書『夜と霧』(ヴィクトール・E・フランクル)

夜と霧 新版 単行本 – 2002/11/6 ヴィクトール・E・フランクル (著), 池田 香代子 (翻訳) 著者はナチスの強制収容所に入れられた。本書はそこでの過酷な体験をまとめたものである。今まで読んだ本にも、この著者、そしてこの著作はよく目にすることがあった…

映画『エターナルズ (2021)』

エターナルズ (2021) ETERNALS 監督 クロエ・ジャオ 月曜日、市内の劇場は男性サービスデーだ。私は1時間の割り振りをとり、15時に職場を出て帰宅、雑事を済ませて自転車で劇場に向かった。本作は、アベンジャーズの後継作品らしい。マーベルシリーズは欠か…

映画『アイダよ、何処へ? (2020)』

アイダよ、何処へ? (2020) QUO VADIS, AIDA? 監督 ヤスミラ・ジュバニッチ 隣市のミニシアターへ自転車で行く。45分前なら余裕で着くと思ったが、結局本編の始まりとともに着席。もう一方の自閉症の映画も気になったが、高評価の方を選択した。 まさに心に…

読書『潰れない生き方』Ⅴ

自分を育てる、という意識が大切なのだ。 ~子どもから学んだことがあります。それは「あせらず、くらべず、あきらめず」という言葉です。~ あせること、くらべること。その2つは自分を追い込んでしまうだろうな。 ~「あせらず、くらべず、あきらめず」そ…

読書『潰れない生き方』Ⅳ

不条理なことがきっかけで潰れてしまうこともあるんだろうな。自分がどんな子どもを受け持つか。それが「不条理」になることもありうるわけだ。 ~不条理を生み出している対象に苛立ち、不平不満ばかりを口にしている自分が、自分の感情を悪い方向へ引っ張っ…

読書『潰れない生き方』Ⅲ

私が以前潰れたのは、担任という自分を否定されたからだな。 ~人生において自分を否定されることは、何らかの意味があり、また大事なことともいえます。意味というのは「今の自分ではどこかに問題がある」というサインのことです。自分の生き方を変えろとい…

グランパス『2-0 ホーム柏戦』

J1 第34節 11/3(水)15:00 豊田スタジアム ルヴァン杯はチケットをとることができず、旅行から帰ってからの録画観戦。天皇杯の敗戦から立ち直り、セレッソに見事にやり返すことができた。完勝といっていいほどの勝利だったと思う。 さて、ミニシアターを出…

映画『浜の朝日の嘘つきどもと (2021)』

浜の朝日の嘘つきどもと (2021) 監督 タナダユキ 祝日の午前中、ミニシアターで鑑賞。3が付く日はサービスデーなので1100円だった。高評価の作品である。廃業寸前の映画館を、若い女性が再生していくという物語だ。 笑いあり、涙ありの素敵な映画だと思う。 …

読書『潰れない生き方』Ⅱ

潰れないためにはリセットすること、呪文のように唱えることが必要なのだ。 ~自ら気分をリセットすること。「ま、いいか」を呪文のように心の中で3回唱えてみなよと教えてくれた人がいました。~ ~毎日、その日その日をリセットする習慣をつくることです。…

映画『ひらいて (2021)』

ひらいて (2021) 監督 首藤凜 今日は1日。サービスデーである。映画マニアなら大手を振って映画を観ていい日なのだ。私はストレスの高い職場に一秒たりとも居たくない。割り振り簿を校長の机に置いて、逃げるように職場を去った。家に帰ってジョギングし、カ…

読書『潰れない生き方』(高橋 克徳)

潰れない生き方 (ベスト新書) – 2009/9/9 高橋 克徳 (著) 潰れてしまう生き方ってどんなどろう。失敗や挫折から立ち直れずに、病んでしまったり、自らの命を絶してしまうようなことだろうか。となると、私も潰れたことがある。 ~自分が潰れない人になるため…