読書9‐14『「がんばらない」ススメ』

かなえてもかなえなくても意味がある

向かう過程を味わうことに

んばらない」ススメ 幻冬舎新書 – 2015/3/14 酒井 圓弘 (著)

視写期間 2019年12月1日~12月6日 視写量 9p

著者は妙乗院住職。「自分がだいじだからこそ自分に甘くていい。“自己中和尚”が教える、あるがままに自分らしく生きる方法」とあった。

仏道とはこの煩悩を取り去る修行のことです。煩悩をなくし、「清らかな心」で生きる。「ありのままに生きる」ことが人生を輝かせることなのです。そのためには背伸びをしない。がんばりすぎないことが大切です。あなたの心はもともと美しいのです。飾らず素直に生きてみましょう。~

昨日のブログで「大きな目標を目指して動くことで~」という文を見て、どうして自分には大きな目標がないのか気にかかった。しかし、今日、仕事を終えて帰ってみると分かった。もう一日を乗り切ることで、いっぱいいっぱいなのだ。余力があれば、それを目標達成に動員できるだろうが、そうは思えない。目標を意識せずに、頑張りすぎないことが大切なのだ。

~自分の願望がすべて叶ってしまったら人生はむしろ味気ないものになってしまいます。夢や目標という願望はなかなか叶えられないからこそ、人生の醍醐味があるのです。~

そうなると叶えられなくとも、いっぱいいっぱいでも、夢や目標を持つということが大切なのか。叶えられないからあきらめるのではなく、叶えられないことを味わえということか。(R6.5/1記)