読書9‐9『変わる力』Ⅱ

数値目標の設定は道を誤ることになる

週初め、体が重いのだが、明日が卒業式。卒業学年を抱えているので、気を引き締めねばならない。明日の卒業式の準備をすませ帰路に着く。朝も帰りも、物凄い風だった。春の嵐のような一日だった。

~商売がうまくいかない時は誰かのせいにすれば楽です。しかし楽の後に成長はありません。己の欠点を受け止め、改善する努力を怠らず、新しいことに挑戦し続ける。そうした地道な取り組みなくして継続的な成長はないのです。~

私もこれで同じ職場に5年。そして特別支援に3年。うまくいかないとは思っていない。しかし、己の欠点を受け止めるとか、改善する努力はしていない。なんとなく慢心になっていないか少々心配である。もっと新しいことに挑戦してもいいのだ。

~ビジネス上、軽々しく口にしないほうがいい話題もあります。それは数値目標です。「何年までに一万点達成する」というような目標は示したことはありません。一店一店の質を高めることが最優先で、これこそが「目標」です。数値目標を公言すると、進む道を見誤ってしまいます。~

昨日のシネマへ行く途中、唐揚げ専門店とコンビニが閉店してしまったのに気づいた。人手不足で、チェーン店も縮小傾向になっているのだろうか。サービスの質を維持するためなのだろうか。そうなると「質を高める」というのは、今、難しい目標になっているのかも知れない。(R6.3/18記)

映画『ARGYLLE/アーガイル』

太り気味のヒロインは本作に合わない

ARGYLLE/アーガイル  2024年3月1日公開-139分-コメディ/サスペンス/アクション 監督マシュー・ヴォーン   制作国 アメリカ、イギリス

座禅、朝食、カーテンの張替え、夕食の買い出しなど雑事を済ませ、自転車で隣市ショッピングモール付設シネマへ向かう。本当は娘のつてで安く買った映画チケットを他シアターで使いたいのだが、なかなかいい映画はやっていない。本作はキングスマン作品が好きなので選択する。

映像がカラフルでスマートな雰囲気なのは、さすがキングスマン作品だ。だが序盤、何か話がややこしくて、気を緩めているうちに寝落ち気味になってしまった。後から納得するのだが、登場人物がダブるシーンがいっそうややこしくしている。ストーリー自体はテンポよく、アクションも飽きないのはいいのだが、中盤からヒロインの太り気味体型が気になりだした。どういう事情でその方をキャスティングしたか知る由もないが、キングスマンのイメージには適していないと思う。そういえば「マダム・ウェブ」の女優が次回作はやらないと公言していたので、その人と代わった方がいいと思った。

外に出たらなんと本降りの雨。すぐ店にもどり、雨合羽を購入して雨の中を自転車で帰る。今晩は娘や孫たちのために焼きそばを作る。(R6.3/17記)

歌ボラ『C施設』

私の心配をしてくださっていた

歌ボラ『C施設』モーリスW120R

曲目:夕焼け小焼け/シャボン玉/富士山(以上ハーモニカ)/バラが咲いた/上を向いて歩こう北国の春/春よ来い/春が来た/仰げば尊し/七つの子/幸せなら手を叩こう/東京ラプソディー/なみだの操/怪傑ハリマオ/影を慕いて/たれか故郷を思はざる/ふるさと

本当なら先週伺う予定だったのだが、体調不良のため今日に延期させてもらった。が、おそらく花粉のせいなのだろう、鼻水、咳が断続的に続く。だが風邪ではないので体調は悪くない。今日も延期するわけにはいかない。どこまでできるのだろうと不安を抱えつつ向かった。

会場で準備をすると、利用者さんから「心配していた」との声。延期したことを申し訳なく思った。「バラ~」「上を~」は職員さんが歌詞コピーを配り、みんなで歌うことに。リズムを気持ちゆっくり目に演奏した。「春よ~」「春が~」は歌詞がなくとも歌ってくれた。やはり知っている曲を選ぶのは重要。「仰げば~」もよく歌ってくれた。後半歌謡曲5曲もみなさんが喜んでくれたと思う。選曲もよかったと思う。

施設のメールアドレスを教えてもらったので、これからは予定曲一覧を事前に知らせることになった。また隣市にある姉妹施設からも要請があるとのこと。いろいろと新展開になりそうだ。

次の歌ボラは3月26日のO施設。次回のC施設訪問は4月13日。

読書9‐9『変わる力』(鈴木敏文)

何が何でもまっとうするのが仕事

変わる力 セブン-イレブン的思考法 (朝日新書)  – 2013/5/10 鈴木敏文 (著)

視写期間2019年11月9日~11日 視写量3p

筆者はセブン‐イレブンを小売業ナンバーワンに押し上げた人物である。セブン-イレブン誕生40周年の節目だからこそ語れる経営哲学が記してあるとのこと。

~経営方針は創業当初から一貫して「変化への対応と基本の徹底」これが柱です。~

子どもは一人ひとり違う。そしてその一人であっても時に違う。だから自分のやり方を押し付けてはだめだ。まさに一人相撲だ。ところで教育の基本とは何だろうか。これも、その子に合わせて、ということだろうか。

~チャンスを実現させるために必要なのは才能では有りません。今の仕事のやり方でいいのかという問題意識と、どうすれば前へ進めるかと物事を掘り下げていく思考力だと思います。~

「もっと上へ」とか「もっと前へ」と思っていれば問題意識も持てるだろう。恥ずかしながら私には向上心はもうない。才能も、向上心もない。だが目の前の問題に全力でぶつかっていこうという心構えはある。

~いくら不本意であってもやると決めたからには後戻りはできません。何が何でもまっとうする。それが仕事というものなんです。人生、やってできないことはない。やるべきことを地道にやっていけば道は開けると信じていました。~

やってできないこともある。道が開こうと、そうでなくとも、やるべきことを地道にやるしかない。やった者に平等に結果が与えられることはないと思う。(R6.3/14記)

読書9‐8『ピンで生きなさい』Ⅺ

ダメ元精神はチャレンジ精神。それを味わい楽しめ

割り振りを取って家で帰ると、注文していた空気清浄機が届けられた。早速カーゴスペースに設置。効果のほどはまだ分からないがタバコ臭を消すものではなさそう。今度はそのマイカーにナビとドラレコを取り付けるために業者に行く。私の車に設置するのが結構の難題のよう。業者の腕を信じ、とりあえずは様子を見よう。

~何にせよ「ダメで元々」と失敗さえも楽しめるのがピンで生きる人の特長だ。勝ち癖を着けることも重要だが、よい失敗を味わい、次に生かせるように転じる柔らかい生き方を身につけたい。~

「失敗さえも楽しめる」そんな余裕があればいいなあ。「よい失敗」ってどういう失敗だろう。失敗ならすべて悪いことだと思うのだが。次に生かせることができれば、悪い失敗もよい失敗になるのだろうか。

~成功しても失敗しても損をすることなどない。成功も失敗も選り好みする必要がない。「ダメでもモトが取れる」と考えてみよう。~

成功も失敗も関係ないのかも知れない。成功してもそれが次につながらなければ成功とは言えないだろうし、失敗も次に生かせればまんざらでもないと思うのだろう。

~体と心をうまく使えばお金や地位などなくとも、気楽でしなやか、気丈でしたたかな人生を楽しめることが体感できる。ダメ元精神こそが、ストレスばかり多くて幸福感が希薄になりがちな私たち現代人にふさわしい生き方=「攻めのストレスマネジメント」なのである。~

ダメ元精神というのは、「ダメで元々なんだから、やってみよう」「どうせだめなのだから、やらなきゃ損だ」というチャレンジ精神に通じるものがある。ピンで生きるために、チャレンジし、その過程も結果も味わうということだ。地位はもう望めないけど、お金が無くなるのはやはりどうかと思うなあ。(R6.3/14記)

読書9‐8『ピンで生きなさい』Ⅹ

「三日三ヵ月三年」の辛抱ができるかどうか

同僚がこの時期に感染症となり今週いっぱい休むことになった。その方もずっとマスクをしていたのだが、やはり感染を予防するには、手洗い、マスクなどではなく、免疫力を高めることが大事なのだと感じる。とはいえ、私もゴールまで体調を維持できるかどうか分からない。用心に越したことはない。

~「三日三ヵ月三年」三日でその気になり、三ヵ月で慣れて、三年で何も考えずにできるようになる。~

私の懸案事項は、買い替えたマイカーにこびりついたタバコ臭である。問題の対処として、業者に予約しただけでなく、車載用空気清浄機も注文した。悪戦苦闘が続くわけだが、それでも三ヵ月経てば慣れるということか。

~どんな痛みであっても三日もすれば痛みは薄れるものだ。例えば手術の直後には笑っただけでも傷口が痛む。しかし三日後には自分で歩くことができる。三か月後には痛みのことも手術を受けたことも忘れかけている。三年後ともなればわざわざ意識しなければ思い出すこともなくなるだろう。~

手術を要する病気になったことはないが、痛みを感じている時は、その痛みが永遠に続くと思ってしまうものなのだ。悩みも同様。悩んでいる時は、悩みが永遠に続くと感じてしまうものなのだ。

~打たれた時は痛くとも、まずは三ヵ月の辛抱である。三年も経てばそれは笑い話にもなる。誰にでも役立つ教訓になる。~

私は、休職した時、その辛抱ができなかったのか。いや、辛抱しきれなくなって休職することになったのか。笑い話にもならないのだが、教訓にはなっている。(R6.3/13記)

読書『ピンで生きなさい』Ⅸ

養生法が心地よい人生の愉しみになるか

今日は一日雨だが、合羽を着てジョギング通勤。途中で降りが激しくなり、靴もびちょびちょになったが、めげずに走る。帰りは晴れてくれてよかった。帰りもやはりジョギング。

~養生法を続けてみれば人生が変わる。心地よい人生の愉しみになる。

起床時のベッドの上で十分間ストレッチと体幹レーニン

軒先でのゴルフの素振りとひとりパット試合

朝のテレビ週間。朝ごはん=野菜ジュース×おにぎり

片道20キロの自転車通勤

読経や祝詞で腹から声を出す

パソコン作業は最高の環境で。定期的に休む

ランチタイムに体と心を磨く

ぬるめの長時間浴と歯磨き

全身ストレッチで自分の体と対話する~

「養生」とは生命を養うことだそうだ。「健康を維持したり健康を管理したりして長寿を全うするための方法」ともあった。自分が養生していることを挙げてみたい。

①運動  ほぼ毎日ジョギング通勤。隣市へ映画に行くには自転車。寝る前にストレッチ、腕立て伏せ。

②休養  毎日10時半には床に就く。朝は5時半に起きる。

③食事  一口につき40回噛む。サプリを飲む。体重管理。

④精神  週に一度、座禅をする。映画、読書、グランパス応援、歌ボラの趣味。

こんなところだろうか。私はこれらの養生法のほとんどを5年は続けている。人生の愉しみとは思っていないが、心地よいからここまで続けられたのかも知れない。祝詞というのに少し興味が湧いたな。(R6.3/12記)