読書『潰れない生き方』Ⅳ

不条理なことがきっかけで潰れてしまうこともあるんだろうな。自分がどんな子どもを受け持つか。それが「不条理」になることもありうるわけだ。

~不条理を生み出している対象に苛立ち、不平不満ばかりを口にしている自分が、自分の感情を悪い方向へ引っ張っていないだろうか。結局、批判体質にならないことが自分を大事にする生き方になるのです。~

私は子どもが思うようにいかないときに、どうしても不平不満の気持ちが頭をもたげてしまう。なんて弱い、なんて小さい人間なのか。与えられた職場環境に、不平不満を言わない。それがなかなかできない。

~不条理は一般社員では解決が難しい問題です。不条理を過剰に意識せず、自分を追い詰めない方法を探ること。どんな経験にも必ず意味があるのですから。~

自分を追い詰めない方法は、とりあえず早く職場を去ることか。そしてこの経験は残り少ない教師生活にも役立つと信じるのだ。

~どうすれば「人生誰しも不幸が降りかかることもある」と自分の感情を良い方に変えることができるのか。この時必要になるのは「自分を信じてあげること」です。~

きっと「自分を信じてあげること」というのは、今不条理に向き合うことが、今後きっと役立つと信じること、それを生かす力を自分が持っていると信じることなのだろう。

~自分なりにしっかり頑張ればどうにかなる。無理せず、やれることをやっていこう。こんな気持ちがあれば不条理に巻き込まれても再生への道を模索することができます。~

「無理せず、やれることをやる」これしかないのだな。今はじっとがまんなのだ。(R3.11/5記)