読書『潰れない生き方』Ⅴ

自分を育てる、という意識が大切なのだ。

~子どもから学んだことがあります。それは「あせらず、くらべず、あきらめず」という言葉です。~

あせること、くらべること。その2つは自分を追い込んでしまうだろうな。

~「あせらず、くらべず、あきらめず」そして「褒めてあげること」これは子どもを育てるプロセスですが、大人が自分を育てる、自分を追い込まないためのプロセスと全く同じです。~

自分を育てるという意識は、自分を客観視することにもつながる。

~子育てでは褒めることが大事ですが、自分育てでは投げ出したくなったとき、「きっとどうにかなる」、「ぼくは大丈夫だ」と自分を励ますことも大事です。自分を励ますというより自己暗示をかけるといった方がよいかもしれません。~

~自分を育てることは自分を大切にする生き方そのものです。~

自分っていつもそこに強くあり続けるものではない。自分を放置してはいけない。やはりメンテナンスが必要なのだ。自分を育てる、というのは自分をケアする、メンテナンスを心がける、という意味でもあるのだ。

~自分を大切にするためのサイクルは、自分を大切に扱う→自分を認められる→他者を認められる→他者から認められる→自己肯定感→さらに自分を大切にする…。~

自分を大切にし、自分を認められなければ、他者を認めることもできないということか。他者から認められるには、まず他者を認めねばならない。そのために、まず、あせってはいけない。くらべてはいけない。そして私は、休職して以来、あきらめてしまっているところがある。もう一度リセットせねばなるまい。(R3.11/6記)