2019-01-01から1年間の記事一覧

映画『閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー』

閉鎖病棟―それぞれの朝― (2019) 監督 平山秀幸 ヤフーの点数はそんなに高くないけど、今日見るならここしかないという時間にやっていた。キャストは『そこのみにて光り輝く』の綾野剛、『恋は雨上がりのように』『沈黙』『坂道のアポロン』の小松菜奈。この2…

読書『日々是修行』Ⅲ

ー大事な生き甲斐が消えてしまうことがある。もう一度色鮮やかに蘇らせるためには自分が変わるしかない。まず自分に染み付いた世間的価値観を捨てる。「世間的幸せ」はもはや「自分の幸せ」ではないのだ。ー 「誰からも好かれたいと思わなくてもいい」「大切…

読書『日々是修行』Ⅱ

ー人の偉さは、一時の華々しさではなく、日々の誠実さを一つずつ積み上げていく、その確固とした道程に現れるのである。ー かつて栄光があったかもしれない。なかったかもしれない。満足があったかもしれない。いや、なかったかも。今、私は微力の存在。それ…

映画『イエスタディ』

イエスタデイ (2019) YESTERDAY 監督 ダニー・ボイル この日、2本目の鑑賞です。 ヤフーの評価はとても高い。予告編から想像できるストーリーそのままの映画でした。 ビートルズをそんなに知らなくても楽しめます。でも、知っていたらもっともっと楽しめるだ…

映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』

ターミネーター:ニュー・フェイト (2019) TERMINATOR: DARK FATE 監督 ティム・ミラー この映画が思ったよりも話題にならなかったので、あまり期待はしなかった。だが、「1」をレンタルビデオで見て以来、すべて劇場で見た好きなシリーズである。(個人的…

読書『日々是修行』(佐々木閑)

日々是修行 現代人のための仏教100話 (ちくま新書) 新書 – 2009/5/9 仕事を休むようになってから、座禅を始めた。仏教に関わるようになった。仏教の本も手に取るようになった。 ー間違うこともある。失敗することもある。だが間違ったら直せばよいし、失敗し…

読書『しなやかな仕事術』Ⅱ

この言葉に、救われる。 ーだからどうか自信を持ってください。思い悩んだりイライラしたりせず、まず今日やらなければならないことを今日一日全力でやってみてください。今日出会った人を幸せにすることだけを考えて働いてみてください。最後に夕ご飯をおい…

グランパス vs神戸戦

明治安田生命J1リーグ第31節 名古屋グランパスvsヴィッセル神戸 試合前の予想は以下の通り。 「開始15分以内に神戸が1点取る。前半終了までにもう1点追加する。後半も1点追加する。そのうち1点はセットプレーから。よって0-3で神戸の勝利。」 自分で冷静…

読書『しなやかな仕事術』(林文子)

しなやかな仕事術 (PHP新書) 新書 – 2013/6/15 林 文子 (著) 仕事に失望、不信感を抱いていたからこの本を選んだのだと思う。 ーコミュニケーション上手になる秘訣は何か。「まず人を好きになること」人を好きになるには、肩書や立場を意識せず、人そのもの…

読書『ダメなときほど運はたまる』Ⅱ

著者の、運をためる、という発想は独特だと思う。 ーなにかちょっとでもつらいこと、苦労することがやってきたとき、確実に運はたまっています。誰にも仕返ししないで耐えていれば運はたまっていきます。ー ーがっついている人は運に見放されます。ー ー無駄…

読書『ダメなときほど運はたまる』(萩本欽一)

ダメなときほど運はたまる ~だれでも「運のいい人」になれる50のヒント~ (廣済堂新書) 新書 – 2011/1/18 ダメなときって本当にあるもんだ。何をしても、うまくいかなかった。そうして、疲れてしまった。そして、多くのものを失ってしまった。でも、そうであ…

読書『生きる意味』Ⅲ

「内的成長」という言葉が頻出するようになる。 ー内的成長とは何か。それは生きる意味の成長である。ー ー苦悩することや現実への違和感を感じることは、私たちの内的成長のきっかけになる人生へのメッセージなのだ。ー ー生徒を内的成長という視点から見る…

読書『生きる意味』Ⅱ

徐々に「生きる意味」の本題に入ってくる。 ー世界とは効率性の追求のためにあるのではない。自分が何を愛するのか、世界の何と「愛」でつながることができるのか、そのことを見出さなければ、ぼくはこれから生きていくことはできないんだ。ー 学校現場でも…

読書『生きる意味』(上田紀行)

生きる意味 (岩波新書) 新書 – 2005/1/20 上田 紀行 (著) この本を入手したころ、それこそ、生きる意味さえ見出せなくなっていたのだと思う。 著者は、まず「数字信仰」に警鐘を鳴らしている。 ーひとりひとりが固有の「生きる意味」を持つ存在だということ…

映画『シークレット・スーパースター』

シークレット・スーパースター (2017) SECRET SUPERSTAR 監督 アドヴェイト・チャンダン また名作に出会ってしまった。感動で心が浄化された思いだ。 私は『きっとうまくいく』からアーミル・カーンのファンである。この作品も全く期待を裏切らなかった。い…

読書『どんな仕事も楽しくなる3つの物語』Ⅱ

次のような問いかけが書かれていた。時間をかけずに、ぱぱっと答えてみよう。 ーこの仕事にどんな価値があるのかー 人格を育成することが仕事である。子どもを大人に育てることに、一役買っていると言える。 ーこの仕事によって誰が喜ぶのかー まずは保護者…

読書『どんな仕事も楽しくなる3つの物語』(福島正伸)

どんな仕事も楽しくなる3つの物語 単行本 – 2008 前の職場で、自分の居場所があるなんてとても思えなかった。自分はここにいない方がいいんだ、と思った。私は、もっと前にこの本に出会っていたら、そうは思わなかっただろうか。それはわからない。 ーどんな…

映画『フッド・ザ・ビギニング』『ガリーボーイ』

どちらも、27日、ミッドランドスクエアシネマ2で鑑賞。 フッド:ザ・ビギニング (2018) ROBIN HOOD 監督 オットー・バサースト ロビンフッドといえば、ケビン・コスナー、モーガン・フリーマンのコンビだ。それを、タロン・エガートン、ジェイミー・フォッ…

読書『はじめのいっぽ』(ひろはまかずとし)

はじめのいっぽ PHP文庫 文庫 – 2004 我が家のトイレには、著者の「日めくり」が掲げてある。ちなみに、その隣には、相田みつを。もしかしたら、これって結構定番なのではないでしょうか。 ーどこから見ても明るく見える人は、まず例外なく、いろいろなこと…

読書『面白くてよくわかるアドラー心理学』Ⅱ

どうして休職に至ったのか、ではないのだ。私自身が休みたかったのだ。休むことを必要としていたのだ。そう思うようにしよう。 ー「なぜ(WHY?)ではなく、どうしたら(HOW TO?)」がスローガンであり、過去を遡ったり原因を探るのはひとまず置いて、これ…

読書『面白くてよくわかる!アドラー心理学』(星一郎)

面白くてよくわかる!アドラー心理学 アスペクト 2014 なんとなくアドラー心理学に対してあこがれがあったのだろう。休職して、まずノートにまとめたのがアドラー心理学の本だった。 ーアドラー心理学では、人の行動を「その人がどうなりたいか」という目的に…

グランパス ホーム仙台戦

J1リーグ 名古屋vs仙台 14:00 パロマ 0-2 一ヶ月ぶりの現地観戦である。 あの夏のお祭り騒ぎはない。アウェイ側の自由席も空席が目立った。ヨーヨーヨースケの呼びかけにも、ゴール裏は元気がなかった。 応援もそうだ。声も出ているのだが、サポーター…

読書『感情的にならない本』(和田秀樹)Ⅱ

ー「should思考」感情的になっているときはしばしばこういった思考法に陥っている。「~でなければならない」「~すべきだ」相手を黒と決めつけるのが問題ー 「絶対こうでなくてはならない」「絶対にこれしかない」私は、よくこう思ってしまう。そして、思う…

読書『感情的にならない本』(和田秀樹)

感情的にならない本 (ワイド新書) 単行本 – 2013 私がしてしまった失敗の多くは、感情的になってしまったことが絡んでいる。「あの時、感情的にならなければ、もっとうまくやれただろうに…」と、よく思う。感情的になることが、自分の欠点であることは間違い…

読書『「私はうつ」と言いたがる人たち』 (香山リカ)

「私はうつ」と言いたがる人たち (PHP新書) 一年前、私が調子が悪くなった時、心療内科に連絡しても、すぐに診断してもらうことができなかった。それだけ需要が多いというわけだ。2週間後にようやく診断してもらえた。その2週間をとても長く感じたものだ。 …

読書『愛するということ』Ⅱ

ー愛の本質は、何かのために「働く」こと、「何かを育てる」ことにある。愛と労働は分かちがたいものである。人は何かのために働いたら、その何かを愛し、また、愛する者のために働くのである。ー 私は、子どもを(教え)育てることを生業としている。私の仕…

読書『愛するということ』(エーリッヒ・フロム)

愛するということ 新訳版 単行本 – 1991 エーリッヒ・フロム (著), 鈴木 晶 (翻訳) 私がかつて尊敬していた先生の著書から、この本の存在を知った。 ー自分自身を、自分の一番大切なものを、自分の生命を、与えるのだ。自分の中に息づいているものを与えると…

読書『自律神経が整えば休まなくても絶好調』(小林弘幸)

自律神経が整えば休まなくても絶好調 (ベスト新書) 新書 – 2017 自律神経を整えて休まず働こうなんて気持ちは毛頭ないのだが、「絶好調」という言葉に惹かれた。 ー休息について絶対に受け身で考えてはいけません。「休ませてもらえないから休めない」のでは…

読書『般若心経、心の大そうじ』(名取芳彦)

般若心経、心の大そうじ―人生をのびやかに過ごす32の方法 (知的生きかた文庫) 文庫 休職に入ってから、座禅を始めた。と同時に、写経にも参加したことがあった。何度か参加したが、般若心経の意味はよくわからない。とにかく新しいことを始めて、自分を変え…

読書『うつになりやすい人』(加藤諦三)Ⅳ

ーなんだかわからないけどダラダラと過ぎていく時間がある。この分類できないダラダラとわけもなく過ぎていく時間が案外大切なのである。ムダのない一日が効率的なように思っているが、それが落とし穴になっている。ー 私は、何かをしていないと気が済まなか…