読書『どんな仕事も楽しくなる3つの物語』(福島正伸)

どんな仕事も楽しくなる3つの物語 単行本 – 2008

前の職場で、自分の居場所があるなんてとても思えなかった。自分はここにいない方がいいんだ、と思った。私は、もっと前にこの本に出会っていたら、そうは思わなかっただろうか。それはわからない。

ーどんな仕事にも感動があります。感動を得るためには、仕事の意味に気が付くこと。そして、もし気が付かなければ、仕事の意味を作り出せばいい。ー

一つ目の物語など、本当に感動的だ。自分は仕事に感動を得たいのだろうか。仕事の意味はわかっているつもりです。でも感動を期待していない自分がいる。感動を得たいというほど、自分は回復していないのかもしれない。

ーそもそも面白い仕事も、つまらない仕事もありません。そこに関わる人が面白いものにしたり、つまらないものにしたりしているだけなのです。楽しくやろうと思えば、何でも楽しくなってくるし、いやいややれば何でもいやになります。ー

今の自分の勤めは、面白くも、つまらなくもない。ただ自分のやるべきことをやるというだけ。まあ、居場所があると思えるだけでもいいのか。