読書『ダメなときほど運はたまる』(萩本欽一)

ダメなときほど運はたまる ~だれでも「運のいい人」になれる50のヒント~ (廣済堂新書) 新書 – 2011/1/18

ダメなときって本当にあるもんだ。何をしても、うまくいかなかった。そうして、疲れてしまった。そして、多くのものを失ってしまった。でも、そうでありながら運をためていたのか。

ーいやな目に遭ったときは、その相手を「敵」とか「やなやつだ」と思わず、「恩人」と思えば運が開けます。人から嫌な言葉をもらっても人を恨まないで発奮材料にすればいいの。そうすると成功したときにその人が恩人になっていますよ。ー

「恩人」と思える心の強さ、しなやかさも必要だろうな。きっと著者は、本当に苦労してきたんだろうと思う。

ー自分が置かれている状況を前向きにとらえて努力している人を運の神様は見逃さないんです。ー

ダメなとき、自分だって努力していた。だが、前向きにとらえていたわけではない。逃げていたというか、苦し紛れだったというか。

ー「いじめられてるな」と思ったら「ラッキー!今、大きな運がたまってるんだ」と思った方がいい。「残念だね、ぼくをいじめている奴ら。あいつらはこれからの人生、全然いいことないよ。今、つらい目にあってるぼくには大きな運がたまってるから、そのうちラッキーなことばかりくるんだ」ー

所詮いじめなど最低の行為。最低の行為をする者には最低の人生が待っている。まともに相手をすることはない。必ず「ラッキー」が来る、希望を捨てるな。