読書『面白くてよくわかるアドラー心理学』Ⅱ

どうして休職に至ったのか、ではないのだ。私自身が休みたかったのだ。休むことを必要としていたのだ。そう思うようにしよう。

ー「なぜ(WHY?)ではなく、どうしたら(HOW TO?)」がスローガンであり、過去を遡ったり原因を探るのはひとまず置いて、これからどうしていくかを考える。ー

自分の周りに起きた事象だけではない。問題行動を起こした子どもに、原因を問いただすことが、仕事のようになってしまっている。そうではないのだ。「これからはどうするの?」の視点が必要だ。

ー子どもが解決手段を見つけるのをサポートすることが、アドラー心理学における「育てる」「教える」ということー

ー勇気づけは、勇気を引き出す、つまり「本来その人の中にあるいい部分を引き出す」という行為。勇気づけには、相手の中に「いいものが必ずある」と信じられることが必要条件ー

勇気づけ、というと、単に励ますことを連想してしまう。勇気は「その人が持ついい部分」。だとすると、やはり、相手を知らなくてはならない。