読書『日々是修行』Ⅲ

ー大事な生き甲斐が消えてしまうことがある。もう一度色鮮やかに蘇らせるためには自分が変わるしかない。まず自分に染み付いた世間的価値観を捨てる。「世間的幸せ」はもはや「自分の幸せ」ではないのだ。ー

「誰からも好かれたいと思わなくてもいい」「大切なのは家族や一握りの人々だけでいい」「仕事は自分の人生の重要部分ではない」「人として健康的、文化的な生活を送りたい」「他人と比べない、競わない」などなど、自分は変わったなと思う。

ーそして、幸せの基準は自分の在り方だということを念頭に置く。自分の存在に誇りをもって誠実に堅実に暮らす。そういう生活こそが、何よりも得難く高潔な生き方だと思い至れば生きることが価値あるものに思えてくる。「正しい心を持つこと」が生きる糧になるのだ。-

もう「自分なんて」と思うのはやめよう。誠実、堅実なんて分からないけど、今日その日を悔いのないようにやりきろう。