その傷は神仏からのプレゼント勲章にかえてお返しをする
一昨日、昨日と恒例の旅行。代車で遠出して古びた旅館で一泊した。観光も食事も自分なりに満足したが、同行した家人が喜んでくれたのが一番良かった。
~ニーチェは「自分に今起きていることをすべて肯定せよ」と言います。それまで生きてきた身体を捨てるということは、神様、仏様への裏切りであるし、さらに言えば、自分自身を裏切ることになるでしょう。だから今の自分のことは「YES」と肯定すべきです。~
肯定せよというのはすべて受け入れろということだろう。自分という命は、神様仏様からいただいたものなのだ。というより、あずかったもの、かりているものだ。それを勝手に捨ててはいけない。今読んでいる禅の本にもそう書かれていた。自分はそのことを少し忘れかけていた。
~ありのままの姿を見せるのが平常心を保つうえでも一番よい方法です。そのまんま、そのまんま。ありのままを相手に見せておけば相手も心を割って接してくれます。~
自分は自分のものではない。そう思えば、隠すことも飾り立てることもない。ありのままを見せればいい。見せようと思わなくたっていい。
~もし傷ついてしまったらそれは神様、仏様からのプレゼントだと感じてください。なぜならその傷から新しい発見があるばかりでなく、その傷を受けた部分は癒えるとより強くなるからです。傷は心の勲章です。私も傷だらけ、あなたも傷だらけ。満身創痍で三途の川を渡りましょう。~
傷はプレゼント。傷は勲章。私は神様仏さまからこの身体を預かり、勲章をいっぱいつけて、それをお返しするのだ。(R6.5/6記)