読書6-20『男はなぜこんなに苦しいのか』Ⅶ

ストレスに強くなる方法も最後にしたい。

~「言葉」に注目してみたい。現状の捉え方をポジティブとユーモアで表現するという姿勢である。どんな状況でもそれをまず客観的に捉えてからポジティブに表現していくことで自己確認をし、自分の言葉と発言により元気にやっていこうと動機づけをしているといえる。~

どこかに書いてあった。心無い者から突然卵を投げつけられた。それを怒るのではなく「ベーコンも投げてくれよ」と言ったのは、確かアーノルド・シュワルツェネッガーだったか。

私など、子ども相手でも、意地になって本気で怒ってしまうことがある。なんと狭い了見だろうか。どんな状況でもポジティブにとらえ、ユーモアで返せる人に憧れるし、尊敬する。

特に、ユーモアって世知辛い昨今で特に必要なのではないだろうか。私も意識はしているものの、どことなくぎこちない。もっと生活全般に余裕を持つことが必要なのだ。

~あなたがほっとできてリラックスしていい気分になれること。あるいは集中して嫌なことを忘れられること。そんな気分になれる場所やことをリストアップしてみてください。ただし酒、たばこ、ギャンブル、歓楽街以外で。これらが回復力の処方箋である。~

仕事が終わりパソコンに向かってネットサーフィン。近所の喫茶店でスポーツ紙や車情報誌を読むこと。映画を観ている時。グランパスの応援をしている時。ううん、こんなものか。

~ストレス要因があっても「こういうことは起こりうることで、しかし自分は何とかやっていけるはずだし、このことは大変でも意味があることだ」と思い、挑戦だと受け止めて乗り切っていけるような資質なのである。~

ストレスから逃げてばかりでもいけない。自分を鼓舞し、言い聞かせ、勇気づけ、乗り切ることも重要なのだ。

これでノート6冊目が終了した。(R4.9/21記)