歌ボラ『O施設』

既唱感による気の緩みと根本的な練習不足

歌ボラ『O施設』モーリスW‐120R

曲目:夕焼け小焼け/シャボン玉/富士山/どじょっこふなっこ/ふるさと(以上ハーモニカ)/バラが咲いた/上を向いて歩こう/一杯のコーヒーから/ちょうちょ/朧月夜/鯉のぼり/七つの子/幸せなら手を叩こう/いつでも夢を/涙の連絡船/チャンチキおけさ/影を慕いて/たれか故郷を思わざる/ふるさと

ハーモニカ、定番2曲までは順調。「一杯の~」は、老眼であることに、照明の照り返しで歌詞が見えづらいこともあり、歌がたどたどしくなってしまった。何も考えずに譜面台の用意をしているが、角度設定に配慮が必要なのではないか。もっと時間に余裕をもって準備することも必要だ。

「朧月夜」で歌う前に歌詞を口ずさんでみたら、みなさんが合わせてくれた。そういう余裕が必要なのだ。「ちょうちょ」もそうすればよかった。「鯉のぼり」と「こいのぼり」は絶対に利用者さんには前者が受けると思ったのだが、違っていた。

後半に進むにつれて重くなる。他施設よりも利用者さんとの距離を感じてしまい、「喜んでくれるだろうか」と不安になってしまうのだ。そこで、歌も力んでしまう。さらに給水も忘れて喉に負担をかけ、痛めてしまう。それがスパイラルなのか、「たれか~」では歌詞も間違える。「歌ったことがある」という気の緩みと根本的な練習不足も満足のいかない原因だ。愛想をつかされる前に、もっとよいステージになるよう努力が必要だ。次の訪問は、5月18日のH施設。O施設の次回訪問は6月15日。(R6.4/27記)