読書9‐13『現代語訳 学問のすすめ』Ⅳ

学がなければ、騙される、利用される、損をさせられる

一昨日、故障したマイカーは一夜明けて整備店に連絡し修理を依頼。整備店への輸送をまたJAFに依頼した。JAFが我が家に訪れ、マイカーをレッカーに取り付ける際、なんとバンパーに傷を付けられた。マイカーが故障し、しかも傷も付けられる。まさに泣き面に蜂である。

~人民が暴力的な政治を避けようとするならば、いますぐ学問を志して自分の才能や人間性を高め、政府と同等の地位にのぼるようにしなければならない。~

「こんな勉強、意味があるのだろうか」とつい思ってしまう。子どもに学習内容を理解させるのに、果てしない距離を感じる時にそれは顕著になる。だが、学習内容というレベルではなく、学習そのものに意味がないと思ってはいけない。やはり人間は賢くあるべきだ。人民が無学であれば、政府に舐められる。人民が舐められれば、政治は暴力化する。人民が賢ければ、政府に対し正しい選択ができる。学がなければ、人から騙されたり、いいように利用されたりするのだ。損をさせられるのだ。

~一国の文明を発展させるにはただ政府の力のみに頼ってはならない。~

学がないものは、政府の力に頼る。政府が暴力的になっても、それに抗えない。なすすべもなく受け入れるしかない。(R6.4/23記)