読書『逃げ出す勇気』Ⅲ

逃げ出すことが目的ではない。逃げ出すのは手段。

~幸せとは「状況」ではなく「行動」の中にしかありません。自分の望む方向に向かって自分の足で進んでいる、そういう状態および実感を幸せと呼ぶのです。~

私は幸せを「恵まれたもの」と考えてしまう。恵まれているから幸せだと。言い換えれば与えられるものだということだ。そこには自分というものがない。

~ストレスが完全になかったら人生はただの退屈な日々に成り下がるでしょう。適度なストレス(課題)がありつつも、それを乗り越えていくプロセスこそが幸せというわけです。~

ストレスは課題。目に見えない、怪しいものではない。解決すべき課題と思えばいいのか。

~一生幸せでいたければ、正直になることだ。これは「自分に嘘をつかないこと」という意味。自分に言い訳すると人生は途端につまらないものになる。なぜなら、自分の正直な気持ちにしたがって行動していないから。~

私もよく嘘をついた。それだけ自分を偽らなければ不安だったのだ。もう自分をよく見せようとしなくなり、嘘も減ってきた。だけどまだまだ正直になれる。

~「今いる場所から逃げ出す」とは「今よりも幸せになる」と同じ意味でした。「逃げ出す」ことで幸せになってください。幸せになるために「逃げ出して」ください。~

幸せになるためには「逃げ出す」のも一つの選択肢なのだ。