読書『いい言葉は人生を変える!』Ⅱ

早速実践をしてみた。

私は夏季休業期間中、ジョギング通勤を決意している。とはいうものの内心憂うつになってしまっている。今日の帰りも職場からジョギングを始めた。ギラギラ太陽が照り付ける中、「暑い」とつぶやいてしまった。が、筆者の言葉を思い出し、「暑いって気持ちいい」と唱えることにした。「暑いって気持ちいい」「走るってすばらしい」私は走るリズムに合わせて繰り返した。すると、不思議なものだ。暑いことがいやでなくなるのだ。やはり、「悪い言葉を言わないようにしよう」だけでは弱い。それでは無口になるだけだ。

~「自分は能力がない」と悩んでいるのなら、あえてその反対のことを口にすればいいのです。「仕事が楽しい、これからもっと能力を伸ばしていける」と言い切ってください。それでも心の底から誉めることができないときは、自分以外の誰かを誉めてしまえばいいのです。~

~私の場合は敬愛する作家、ヘミングウェイを誉めまくり、「なりきり」の対象としました。「なりきり」というのは「こんなとき彼だったらどうするだろう」と自分がその人物になったつもりで物事を考え、行動を起こしていくことです。~

なりきり、というのはおもしろそうだな。自分は誰になりきれるだろうか。丹羽宇一郎さんかな。「敬愛する」っていいことなんだな。役に立つんだな。(R3.8.5記)