読書『いい言葉は人生を変える! 』(佐藤 富雄)

いい言葉は人生を変える! (ベスト新書) – 2007/4/1佐藤 富雄 (著)

著者は、大脳・自律神経系と人間の行動・言葉の関連性を研究し、独自の「口ぐせ理論」を確立したそうだ。「自律神経系」という言葉が出てくる。

~自律神経系は口から出た言葉にとても敏感に反応し、無条件に従ってしまうという。本人の意識の及ばぬところでじわりじわりと現実をつくりかえていく。未来の運命は今現在あなたが口にする言葉によって変えられる。~

~口から出た言葉は脳によって記憶され、その後の人生の設計図となります。あなたが望んでいる言葉を明確に言葉で表し自律神経系に送り届けてください。あくまでも快を感じる言葉を使うということです。快の言葉が脳を快に動かし、快に満ちた幸せな人生をつくっていく。~

~悪い言葉を口にすると不快感や怒りなどのストレスをかえって増大してしまう。自律神経系が主語を解さないからです。自律神経系はすべて自分自身のこととして受け止めます。~

「努力は裏切らない」「願いはいつか叶う」「信じるものは救われる」これら、すべて同じものなのだろう。

私は「悪い言葉を使ってはいけない」という意識は強くある。だが「いい言葉を進んで使おう」という意識はなかった。「禁止」は得意だが、「奨励」は苦手なのだ。もっと心がけていいと思う。(R3.8.3記)