読書『ごきげんな人は10年長生きできる 』Ⅶ

この後、何を食べたらいいか、どんな効果があるかという話題になるのだが、細かくなるから割愛する。

~よく噛んで食べることも大切だ。脳が活性化されてストレスを和らげる作用もある。ひと口30回を目安に、よく噛んでゆっくり食べるようにしよう。~

「何を食べるか、ではない。どう食べるか、だ」というのは私の個人的な家訓だ。昼は給食なのでそんなにゆっくりはできないが、でもよく噛むことは意識している。

食事の次は運動である。

~運動は体力を増強するだけの行為ではなく、脳細胞を作り出す行為。運動をすれば、確実に神経細胞を増やし、それまでの能力の限界を超えて可能性を大きく広げることができる。~

~運動をして心肺機能が優れている人ほど、IQも高い。中高年でも運動習慣や心肺機能の高さが知力や認知機能の低下予防に深く関連することが報告されている。~

~重力に逆らう活動をしていないと、どんどん老化していってしまう。それは人類にとっての退化でもある。退化しないためにはやはり運動するしかないのだ。~

私は朝夕ジョギングをするが、モットーは「アンダンテ(歩くような速さで)」である。歩いているのかというような速さなのだ。私は体力増強のためではなく、セロトニンの脳内放出のためにやっている。だが、神経細胞増加、知力の低下予防、認知機能の低下予防、さらに老化予防につながるなんて。これはもっともっと続けるしかないな。

(R4.5/30記)