読書『人生は勉強より「世渡り力」だ! 』Ⅱ

心に留まったところを挙げていきたい。

~ふだんは土日は休んでもらう。残業もないね。夕方5時になったら、さっと上がってもらうのが決まりだ。メリハリがついてていいだろう?~

こういうのいいねえ。メリハリって大切だと思う。私も4時45分になったらさっと帰る。

~変わり者って言われるような人間じゃなきゃダメなんだ。変わってるから人と違う発想ができるんだし、人と違うものが作れるんだ。~

まあ一人、4時45分に帰っていくんだから、私も変わり者なのだろう。

~「ゲンコツを握ってるようじゃダメなんだよ。手は広げなくちゃいけねえよ」手を広げるってことは人様に何かしてあげるってこと。いい思いは自分だけでしないってこと。~

ゲンコツを握る、というのは怒りでこぶしを挙げるということだ。人は満たされない時に怒る。自分の満足のために怒る。要するに自分のことしか考えていないというわけだ。自分の満足や利益などを人から奪うのではなく、ひとまず置いておいて、人に与えなさい、ということなのだ。