読書9‐13『現代語訳 学問のすすめ』Ⅲ

社会的役割にふさわしい知識や人間性を備えることが大事

貴重な経験なので記しておきたい。

グランパス観戦から雨が降り続く我が家への帰り道、あと5分ほどで到着というところで、急にマイカーに警告灯がつき、エンジンが止まった。私は直感的にまずいと思い、カレーチェーン店に緊急避難的に車を入れた。中途半端に止まってしまったので、従業員に助けを請い、奥まで車を押してもらった。店の人にも挨拶した後、我が家まで走って帰り、電話でJAFを呼び車を診てもらった。電話してJAFが来るまで1時間30分かかった。私は単にバッテリーが上がったのだろうと思ったのだが、もっと深刻な故障らしい。ディーラーや修理屋に頼める時間ではなかったので、家までレッカー移動ということになった。

こんなに大きな車のトラブルに巻き込まれるのはそうそう記憶にない。気持ちも落ち込んだが、それでも雨の中のJAFの職員の作業の手際の良さ、チェーン店への対応など、かえって清々しさを感じられた。

~大事なことは、人としての当然の感情に基づいて自分の行動を正しくし、熱心に勉強し、広く知識を得て、それぞれの社会的役割にふさわしい知識や人間性を備えることだ。~

正しい行いって大事だな。当然の感情というのはよく分からないけど、自分の気持ちだけでなく、それをしたら相手がどんな感情になるかを想像することが必要なんだと思う。本を読んで知識を得ていきたいけど、人間性を備えることも怠ってはならないな。(R6.4/22記)