読書『 自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れをとる技術』Ⅵ

心の疲れへの対応策が書かれている。

~もともと人間は不快を多く認識し、快はすぐに忘れる傾向にあるのだ。いつの自分の人生に不満と不安を持つようになってしまう。そこで意識して昨日をポジティブに見つめ直すのだ。現状の捉え方を満足7・不満3のバランスにしておく。良いところを3つ見つけて発表する。悪いところも一つだけ挙げる。~

本当に、いいことなんかすぐに忘れちゃうよね。いやなことばかり思い出しちゃうよね。それはどうしてなんだろう。

~一人でやっても良い。ほんの1分でもいい。昨日の良いところ3つ、悪いところ1つ、改善策という振り返りをすることを習慣にするといいだろう。~

このような記述を他の本でも見たことがある。だから私は2年前から毎日、日記にその日の良かったこと3つ、悪かったこと1つ、そして明日の目標を書くようにしている。その日記ももう3冊目に入った。

~人間は自然や環境などを変えながら発展してきた。しかし、自分が動物でしかないという事実を忘れかけている。自分の能力には限界があること、自分は疲労すること、感情によって大きく影響を受けることなどを受け入れよう。~

これらを受け入れるのも必要だが、「自分が老いている」ことも受け入れなくてはならない。自分の能力は衰えていること、疲労の回復にも時間がかかること、その自覚も必要なのだ。