読書『一流の逆境力』(遠藤友則)

一流の逆境力 ACミラン・トレーナーが教える「考える」習慣 (SB新書) 2015/4/16 遠藤友則(著)

今日は「謙虚になる」「学ぶ姿勢」を重点に置いてみた。しかし、それも忘れて同僚に心配と迷惑をかける大きなミスをしてしまう。「こういうものだ」「なんとかなる」という気の緩みが原因だ。やはり、私は謙虚ではない。傲慢なのだ。もっと謙虚にならなくては。

さて、本題に戻ろう。著者はACミランのメディカルトレーナー。一流選手が逆境をどう乗り越えたかが書かれている。

~実は超一流の選手ほど、これまでやってきたことを変わらずに繰り返します。超一流の人ほど周囲が驚くほどに「淡々」と「コツコツ」自分自身の課題をやり続けているのです。~

自分がこつこつ繰り返していることは何だろうか。このブログ。読んだ本の視写。三行日記。朝晩のジョギング。読書。腕立て伏せ。食後のココア。生活にはあるけど、仕事に関しては思い浮かばない。

~結果が出る出ないにかかわらず、目の前の仕事に真剣に臨んでいるならば、大切なのはそれ以上にがんばろうとすることではありません。むしろ初志貫徹でやり続けることです。それが一流の条件です。~

私は学校社会しか知らないのだが、教師はどうしてこんなに目標を立てたがるのだろう。どうしてがんばれがんばれと追い立てるのだろう。「がんばれ」ではなく「続けろ」なのではないか。

~身体能力がないからこそ「考える力」を神様は与えてくれたのだ。むしろ自分が持っているものを伸ばすことしか考えない。他人を意識せず、自分の能力をどのように伸ばすかを考えれば、ずば抜けた運動能力がないなどということは問題になりません。~

私は神様から何を授かったのかな。けして運動能力ではないな。私がもっと伸ばすべき自分の能力ってなんだろう。何が自分の強みなのだろう。この年になってもわかってないな。(R4.3/4記)