読書10‐13『まじめをやめれば病気にならない』Ⅺ

迷うけど仕事は続けざるを得ぬ健康保ち金も必要

私の通勤路は途中で農道になる。用水が流れているのだが、冬になるとそこにカワセミがいることがある。背のエメラルドグリーンがあざやかにその姿を印象付ける。一年近くその姿を見なかったのだが、今年の冬になり、またその姿を見せるようになった。カワセミに会えることがささやかな楽しみなのだ。

~からだも脳も健康に保つためには、できれば70歳くらいまでは仕事を続けることをお勧めします。~

来年は還暦になるのだが、私の場合は定年が63歳まで延長されるらしい。私の職場では、再雇用の先生を除けば、私が一番の老人である。年下の同僚とともに仕事をしていると、多少の違和感を感じる。「こんな年寄りがここにいてもいいのだろうか」という違和感である。自分の健康を保つために仕事をさせてもらうわけだが、他人に迷惑になっていやしないか心配になる。

~どのような職業、職種であっても、与えられた仕事を全うすることも、立派な社会貢献と言えると思います。~

自分が職場に貢献できることなどほとんどない。せめて休んで迷惑をかけないように、体調管理はしっかりとしておきたい。それが自分の健康維持になるのだとしたら儲けものだ。(R6.12/16記)