読書『ストレスのはなし』Ⅵ

休日はなぜか早起きをしてしまう。休日(と言っても土日のどちらかであるが)に座禅に行くことも関係しているのだろう。

~ストレスコントロールにはプラス刺激とマイナス刺激のバランスを取ることが極めて重要です。プラス刺激はたくさん入れる必要はありません。少しでよいのです。それによってだらだらと頭の中で渦巻いている不安や怒りの感情を、一時的に断ち切ることが重要なのです。~

バランスを取る、というと両者を同じくらいにすると思いがちだがそうではない。私は適応障害になったが、ストレス源から距離を遠ざけることが重要と学んだ。断ち切る、遠ざける。負のスパイラルを。

~実際問題としてストレス環境は変えようがないことが大半なのです。このような場合、「仕事の仕方を工夫することは非常に難しいものです。休日の過ごし方を工夫してみてください」と助言しています。~

本当にがんじがらめな時は、休日でも、仕事のことが頭から離れない。脳みそをフル回転させているわけだ。私は職場を変えられなければ、復帰する気もなかった。幸運にも移動できたが、私はきっと恵まれていたのだろう。今の職場でも、療養休暇等を取ってそのままの状態で復帰している方がいるが、よくやるなあ、と感心する。

~週に六日は粗食、一日はご馳走です。粗食があるからこそ、ご馳走がより快(プラス)になります。一週間に一日はプラス刺激を受けるべきです。~

私も週末は、基本的に外食だ。平日はほぼすべて自分で作っているので、これももしかしたらマイナス刺激なのかもしれない。週末に自分で作る気がしないのだ。今日は組合の仲間と懇親会だ。(R5.7/29記)