読書『会社で生きることを決めた君へ』Ⅱ

長時間労働について続く。

~40代からはしなやかに生きなくてはいけない。しなやかに生きるためには、まず長時間労働を改めることです。重要度が高い仕事と低い仕事を見極め、重要度の低い仕事については思い切って手を抜くことです。合格点ぎりぎりの点数を目指せばいいのです。長時間労働を改められるかどうかは本人の意識次第なのです。~

ノートを見ると、3月31日。ちょうど私が職場に復帰する前日だ。翌日から私は新しい職場に復帰したのだが、それ以来3年間、長時間はおろか、時間外勤務自体をしていない。きっとこの文章が背中を押してくれたのだろう。合格点ぎりぎりがどうかは別としてね。

~時間に余裕ができたら、その時間を、「人間としての幅を広げること」に使ってください。~

私も、人間としての幅を広げたい。そのために読書とか映画とか趣味とかで時間を費やすようにしている。そういうふうにして3年が経つ。幅は広がっただろうか。

~部下から慕われ信頼される人物であるためには、洞察力、思考力、人間力を高めていく必要があります。そのためには、今目の前にある仕事にがむしゃらに取り組んでいるだけでは不十分。~

がむしゃらとうったら我武者羅と出た。本当の意味は知らぬが、いかにも自分しか見えない、自分のことしか考えていない様子に見える。がむしゃらなんて、きっとよくない。(R4.2/21記)