読書8-6『「自分には価値がない」の心理学』14

人生設計がまた出てきた。何か堅苦しさを感じてしまうのだが。

~仕事を通して自分の望む方向に成長し、自己価値を実感し、よりよい人生を築くためには、仕事と自己実現とを重ね合わせた明確な人生設計を持つ必要がある。~

リタイアしたら、娘や孫たちのためになれたらいいな。趣味のギターや歌はいつまで続けられるだろうか。仕事は定年まであと7年。設計するには、少々短いような気がする。

~仕事と夢の実現とが異なる人の中には、いわゆる二足の草鞋を履く人がいる。こうした人の多くは、仕事と自己実現の両方を楽しめるという特権を有している。~

私の好きな作家に楠木新という人がいる。私と同じように休職しているので親近感があるのだ。その人は休職から復帰した後は、仕事をしながら著述を始めている。私も、休日は時々高齢者施設で歌のボランティアをしている。それも二足の草鞋なのかなあ。

~現在の仕事の自己実現的要素を生かすようにしたい。自己実現的要素とは、その仕事を通して自分が成長できて、その成長が自分の目標達成に何らかの役に立つことである。いかなる仕事でも義務的要素ばかりでなく、自己実現的要素が含まれる。明確な人生設計を持っている人ほど仕事の自己実現的要素を利用できる。~

なかなか浮かばないが、こんなふうに考えてみた。

ピンピンコロリではないが、できるだけ他人の世話にならぬように生きていきたいものである。そのためには健康な体が必要だ。最期まで他人の世話にならずに生ききること。そうすると仕事の自己実現的要素は、毎朝子どもと行っているラジオ体操だ。ラジオ体操をしっかりやって、自分の健康を衰えさせないことだ。ラジオ体操は義務ではない。自己実現のためにもなる。(R5.6/26記)