読書8‐2『傷つきやすくて困った人』Ⅶ

対人不安の対義語が対人信頼感ではないかな。

~人のことを信頼している。いわゆる対人信頼感がある。わかってくれるはず、力になってくれるはずと人を信頼しているため、素直に相談できるのである。~

私が人に相談できずに抱え込んでしまうのも、人のことを信頼していなかったのかもしれない。失敗した自分をさらけ出すと、見下されるのではないかという不安があったのかもしれない。今だって自分のテリトリーを守ろうとしてしまうところがある。そして他者の力になろうとしないところがある。

~ネットの利用が攻撃性を助長する。ネット依存によって抑うつ気分になりやすい。ネット利用は家族や友人とのかかわりを減少させ、孤独感や抑うつを増大させることが分かった。~

抑うつ気分になるほど依存はしていないと思うが、私がネットに夢中になっていると、家人は明らかに不機嫌になる。我々世代は、ネットを全面的には受け入れられないのだろう。ネットの時間を減らし、家族とのかかわりの時間を確保するべきなのかもしれない。(R5.5/15記)