読書『「もう疲れたよ…」にきく8つの習慣』(岩井俊憲)

「もう疲れたよ…」にきく8つの習慣 働く人のためのアドラー心理学 単行本 2014/7/18
岩井俊憲 (著)

この本をネット注文したのは2018/10/1とあった。そう、その日から私は休職したのだ。この本の題名がその時の気持ちを代弁している。

~仕事のストレスや疲れが「原因」ではなく、「会社にいきたくない」という「目的」があるから具合が悪くなる。「人間の行動には原因があるのではなく、本来の目的がある」~

「原因ではなく目的」というのをアドラーはよく言う。私も、「休むこと」「職場から離れること」が目的だったのだ。

~性格は普段の行動や考え方のくせ、習慣の積み重ねによってできている。性格(ライフスタイル)は「変えられる」と考えます。仕事や人間関係のことで「もう疲れたよ」と肩を落としてボロボロになっているとしたら、まずは習慣を変えてみるのも解決手段となります。~

休職以来、変えた習慣。10時半には眠り6時には起きる。読書をする。読書で心に刺さった文章をノートに視写する。朝夕、ジョギングをする。日記を書く。これらは毎日やっている。

~それぞれの出来事の持つ意味は変えることができます。過去の経験をこれからの自分にとって「良い」ものにすることが大事なのです。挫折したからこそ、気づくことができます。悔しい経験をしたからこそ、奮起することができます。~

もし挫折や悔しい経験がなかったら、あのまま突き進んでいたのだろうか。いや、どこかで破綻していただろうな。なんとなく「このままいけば、いつかは破綻する」と思いながら、続けていたのだ。