読書『 仕事で成長したい5%の日本人へ』Ⅴ

自分はプロの仕事人という自覚はあるだろうか。

~どんなに魅力的に見える環境でも、本気で仕事をしようと思えば、苦労や辛さというのは必ず付きまとう。自分自身がプロの仕事人だという自覚を持てば、会社はその能力を発揮する「舞台」ということになる。そのときに相応しい戦い方を編み出していく。~

プロだという自覚が、苦労や辛さを感じさせなくさせるのだろうか。いや、苦労や辛さに対応できる能力を身につけることができるということだろう。確かに苦労や辛さを乗り越えてこそプロの仕事人だ。

~上昇思考を運命づけられた思考回路に入ると最終的には非常に惨めな思いをする気がします。上昇にはきりがないからです。~

「教師として成長したい」と思っていた。だが今思うとそれは「成長」ではなく「上昇」だったのだろう。努力を突き詰めて、突き詰めて、前よりも、前よりも、と思っていた。

~これに対して「成長願望」の方は、自らコントロールできるものです。自分なりの目標を設定し、それが達成されたと思えば、次の段階に進めばいい。他人と比べる必要もない。精神的にとても健康な志向じゃないかと思います。~

緊張の糸が切れてしまったのか、自分は目標もないし、是が非でも成長しよう、とも思っていない。