読書『会社で生きることを決めた君へ』Ⅵ

最後は「謙虚」ということ。

~自分は己のことを過大評価しているということを自覚したうえで「まだまだ欠けている部分があるはずだ」と考え、いつでも誰からでも学ぶ姿勢を忘れないようにするのです。「謙虚」になること。~

自分のことを過大評価しているつもりはないし、欠けているところばかりだと思ってい入るが、「学ぶ姿勢」というものをとんと忘れてしまっている。もう成長しても仕方がない、成長などできない、と思ってしまう。そう考えると、今の私は決して謙虚とは言えない。

~「我以外みな我が師なり」という言葉がありますが、すべての人から学んでいく姿勢を大切にしようと思ったのです。謙虚な姿勢で生きている人は、人から信頼され、また尊敬を集めます。そして歩みを止めることなく成長を続けていくことができます。~

近頃の自分は一生懸命に仕事はしている。だがそれは、自分の与えられた仕事をただこなしているだけなのかもしれない。本当は、もっと同僚の働く姿を注意深く観るべきなのだ。腰を低く、礼儀正しくしているだけが「謙虚」ではない。少しでも成長しようという気概を失ってはいけないのだ。

~本物を見るという体験はとても大切です。本物を見るたびに感動するとともに、自分の小ささを認識し、謙虚になれるからです。~

自分の仕事ばかりに没頭していると、自分の小ささ、伸びしろが分からなくなってしまうということだ。働く、と同時に、学ばなくてはならない。(R4.3/3記)