読書『 仕事で成長したい5%の日本人へ』Ⅵ

組合活動にふれている記述が目に留まった。自分に当てはまりそうで、参考になりそうで。

~組合の理論家の活動を、彼はパッションを持ってやっている。組合はどうあるべきか、組合の立場から今の社会現象をどう見るか、会社や政府の方針にどう対処し、政策のほころびをどうやって突いていくか、そういうことを考えるのが大好きなんですね。~

組合の立場から、というのがミソだ。我々ならば、学校や市教委、文科省の方針にどう対処するかということ。

先日、ある学校で交渉を行ったが、まさに相手のどこをどう突くか、そんなことばかり考えていた。

~彼には上昇志向は全くありません。会社にいるのは組合の理論づくりのためで、その活動において彼は自分自身の成長を追究していたわけです。ある意味、見事な生き方だと思います。~

仕事で成長しようなんて思っていないのだろうな。その分、組合活動での成長を追究しているわけだ。

上昇志向から縁を切ることができればなんて楽だろうな。いや縁を切ったつもりでも、どこかプライドを傷つけられている自分がいるのだ。