読書『自分の時間』Ⅶ

本書が今の自分をほぼ規定している、と書いたが、以下の事などは、それに当たらない。

~原因なくしては何事も起こり得ないのだという大切な真理を、頭の中に完全に叩き込んでおけば、歳を経るにつれて寛容になれるばかりでなく、思いやり深くもなれるのである。物事の原因と結果に深く思いめぐらせていれば、愚かな精神状態におちいらなくてもすむようになるはずである。~

寛容でありたいし、それ以上に、思いやり深くありたい。あの時、最悪な結果、それしか眼中になかった。どうしてそうなってしまったのか、立ち止まって原因に思いめぐらせられなかった。

~物事の原因と結果に深く思いめぐらせていれば、人生の苦悩は減り、他方、人生はより味わい深く、豊かなものになる。絶えず自己を磨くことによって得たこのような真の洞察力ほど、人に恒久的な満足感を与えるものはない。~

真の洞察力を得るために、絶えず自己を磨くということだ。そのためには自分に厳しくならねばならない。