読書『アサーション入門』(平木典子)

アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法 (講談社現代新書) – 2012/2/17 平木 典子 (著)

アサーションとは何だろうか。以下のように定義している。

~「自他尊重の自己表現」「自分も相手も大切にする自己表現」自分のことをまず考えますが、他者のことにも配慮する自己表現~

「もうちょっとマシな言い方できなかったかな」「もっと上手に言えばよかった」とはよく思うなあ。言葉づかいには気を付けているつもりだけれど。

アサーションとは、自分が話したいことを非主張的にも、攻撃的にもならず、なるべく率直に、素直に伝えると同時に、話した後には、相手の反応を待ち、対応することを含んだ自己表現です。~

相手の反応を待ち対応することまでを含むというのは目新しいし大切だ。

こうも書いてある。

~人権とは「誰もが一人の人間として大切にされること」を意味します。「自分も相手も大切にする自己表現」とは、互いの人権を守るやり取りでもあり、アサーションを支える理念です。~

人権感覚が必要なのだ。