読書9‐9『変わる力』Ⅱ

数値目標の設定は道を誤ることになる

週初め、体が重いのだが、明日が卒業式。卒業学年を抱えているので、気を引き締めねばならない。明日の卒業式の準備をすませ帰路に着く。朝も帰りも、物凄い風だった。春の嵐のような一日だった。

~商売がうまくいかない時は誰かのせいにすれば楽です。しかし楽の後に成長はありません。己の欠点を受け止め、改善する努力を怠らず、新しいことに挑戦し続ける。そうした地道な取り組みなくして継続的な成長はないのです。~

私もこれで同じ職場に5年。そして特別支援に3年。うまくいかないとは思っていない。しかし、己の欠点を受け止めるとか、改善する努力はしていない。なんとなく慢心になっていないか少々心配である。もっと新しいことに挑戦してもいいのだ。

~ビジネス上、軽々しく口にしないほうがいい話題もあります。それは数値目標です。「何年までに一万点達成する」というような目標は示したことはありません。一店一店の質を高めることが最優先で、これこそが「目標」です。数値目標を公言すると、進む道を見誤ってしまいます。~

昨日のシネマへ行く途中、唐揚げ専門店とコンビニが閉店してしまったのに気づいた。人手不足で、チェーン店も縮小傾向になっているのだろうか。サービスの質を維持するためなのだろうか。そうなると「質を高める」というのは、今、難しい目標になっているのかも知れない。(R6.3/18記)