読書9‐9『変わる力』Ⅲ

挑戦そのものがターニングポイントかも知れない

本日、卒業式。受け持ちの子は風邪で体調不良。昨日も早退している。なんとか式には参加するも、途中で座り込む。当然、私が駆け付けて介助をすることに。式の際中、この子をどうするか、周りの子をどうするか、他の参加者はどう見るか、いろんなことを考えて判断し、実行した。こんな卒業式は初めてだ。「臨機応変」この言葉の大切さを身にしみて感じている。

~これまで指示に従うだけの単純作業だったのが、自分で挑戦し、答えを見つけ出し、問題を解決していく「本当の仕事」ができるようになったのです。負担が増えたとネガティブに思うよりも、仕事に対してのやりがいが芽生え、やる気になるのは当然のことです。~

私は組合に所属しているのだが、使用者の指示に対し、何かとネガティブに捉えがちである。そして批判や文句を並べてしまう。時代は変わるのだから、優先順位が変わるのは当たり前のことだ。何も超過勤務を強制しているわけではないのに。決められた時間の中でモチベーションを上げて取り組めばいいのに、と思う。

~おそらく約7割の人が今の仕事に満足しておらず、それでもやると決めた仕事だからと歯を食いしばって働いているのではないか。それがビジネスマンというもの。やるからには最後までやり遂げる姿勢が大切です。~

ちなみに私は3割の方である。

~ターニングポイントは常にある。そう考えていれば、仕事というものが挑戦の積み重ねの上に成り立っていると理解でき、自分の判断軸はぶれません。これからも挑戦あるのみです。~

「思えばあれが転機だったのだな」と後から思うものばかりがターニングポイントではない。仕事をやり遂げるのも挑戦。それを時間内に収めるのも挑戦。守りに入ってはいけない。新年度も、どんなメンバーで、どんな仕事が待っているのか分からないが、やはり挑戦あるのみなのだ。(R6.3/19記)