読書9‐8『ピンで生きなさい』Ⅹ

「三日三ヵ月三年」の辛抱ができるかどうか

同僚がこの時期に感染症となり今週いっぱい休むことになった。その方もずっとマスクをしていたのだが、やはり感染を予防するには、手洗い、マスクなどではなく、免疫力を高めることが大事なのだと感じる。とはいえ、私もゴールまで体調を維持できるかどうか分からない。用心に越したことはない。

~「三日三ヵ月三年」三日でその気になり、三ヵ月で慣れて、三年で何も考えずにできるようになる。~

私の懸案事項は、買い替えたマイカーにこびりついたタバコ臭である。問題の対処として、業者に予約しただけでなく、車載用空気清浄機も注文した。悪戦苦闘が続くわけだが、それでも三ヵ月経てば慣れるということか。

~どんな痛みであっても三日もすれば痛みは薄れるものだ。例えば手術の直後には笑っただけでも傷口が痛む。しかし三日後には自分で歩くことができる。三か月後には痛みのことも手術を受けたことも忘れかけている。三年後ともなればわざわざ意識しなければ思い出すこともなくなるだろう。~

手術を要する病気になったことはないが、痛みを感じている時は、その痛みが永遠に続くと思ってしまうものなのだ。悩みも同様。悩んでいる時は、悩みが永遠に続くと感じてしまうものなのだ。

~打たれた時は痛くとも、まずは三ヵ月の辛抱である。三年も経てばそれは笑い話にもなる。誰にでも役立つ教訓になる。~

私は、休職した時、その辛抱ができなかったのか。いや、辛抱しきれなくなって休職することになったのか。笑い話にもならないのだが、教訓にはなっている。(R6.3/13記)