読書9‐8『ピンで生きなさい』Ⅺ

ダメ元精神はチャレンジ精神。それを味わい楽しめ

割り振りを取って家で帰ると、注文していた空気清浄機が届けられた。早速カーゴスペースに設置。効果のほどはまだ分からないがタバコ臭を消すものではなさそう。今度はそのマイカーにナビとドラレコを取り付けるために業者に行く。私の車に設置するのが結構の難題のよう。業者の腕を信じ、とりあえずは様子を見よう。

~何にせよ「ダメで元々」と失敗さえも楽しめるのがピンで生きる人の特長だ。勝ち癖を着けることも重要だが、よい失敗を味わい、次に生かせるように転じる柔らかい生き方を身につけたい。~

「失敗さえも楽しめる」そんな余裕があればいいなあ。「よい失敗」ってどういう失敗だろう。失敗ならすべて悪いことだと思うのだが。次に生かせることができれば、悪い失敗もよい失敗になるのだろうか。

~成功しても失敗しても損をすることなどない。成功も失敗も選り好みする必要がない。「ダメでもモトが取れる」と考えてみよう。~

成功も失敗も関係ないのかも知れない。成功してもそれが次につながらなければ成功とは言えないだろうし、失敗も次に生かせればまんざらでもないと思うのだろう。

~体と心をうまく使えばお金や地位などなくとも、気楽でしなやか、気丈でしたたかな人生を楽しめることが体感できる。ダメ元精神こそが、ストレスばかり多くて幸福感が希薄になりがちな私たち現代人にふさわしい生き方=「攻めのストレスマネジメント」なのである。~

ダメ元精神というのは、「ダメで元々なんだから、やってみよう」「どうせだめなのだから、やらなきゃ損だ」というチャレンジ精神に通じるものがある。ピンで生きるために、チャレンジし、その過程も結果も味わうということだ。地位はもう望めないけど、お金が無くなるのはやはりどうかと思うなあ。(R6.3/14記)