読書9-4『人生の転機』Ⅴ

謙虚になることとは感謝を忘れないということ

珍しく8時間以上も眠ってしまい、朝のジョギングをサボってしまった。週の初めは仕事に入りにくい。子どももどことなく後ろ向きである。心が収まらない中を、なんとか一日乗り切ったような感じ。

電通中興の祖、吉田英雄の「鬼十則」のなかのひとつ、「周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、長い間に天地の開きができる」~

電通というと過労死自殺。だから「鬼十則」が下地になっているような劣悪な職場環境をイメージしてしまう。とはいうものの、この言葉については、積極的になれ、受け身になるな、という意味なのだろう。

~良い仕事をしようと積極的に動くと、周囲とは必ず摩擦が起こります。摩擦を恐れずに強引に突っ走る方が、何もしないことよりも何倍も価値があるのではないか。~

今の自分は、良い仕事をしようとは思っていない。与えられた仕事を全力で取り組むのみだ。そのために積極的に動いている。周囲との摩擦を恐れてもいない。だが強引に突っ走ってもいない。

~「厚かましいくらいの勇気を持て」ただもちろん「あつかましさ」の裏側で常に謙虚な気持ちを持ち続けることが大事だと思っています。~

謙虚さに欠いたら、足元をすくわれると思う。「謙虚な人」を調べたら、何かを達成した場合も、周りに感謝をすることを忘れない」とあった。謙虚になることとは、感謝を忘れないことなのだ。(R6.1/22記)