読書6-19『広く弱くつながって生きる』Ⅴ

良好な横のつながり、人間関係を構築するための助言が続く。

~理想的な年上像が分かってきます。一つにはいつも笑顔でいること。もう一つは好奇心旺盛なこと。謙虚な姿勢で積極的に近づいている人は年齢に関係なく好かれます。~

もうアラ還だ。自分の接するほとんどが年下だ。笑顔でいるには上機嫌でないといけないな。自分の殻に閉じこもっていては好奇心旺盛にはならないな。

~自分がやってきたことに誇りを持っている人ほど、変なプライドに固執せず若い人に教えを請い、自分のものにしていっています。70歳ぐらいで人生を振り返ったときに「正しいプライドを持って生きてきた」と思えるように、自分が持っているプライドを見直してみてください。本当のプライドは、他人のことを素直に受け入れるところから生まれてくるのです。~

プライドを見直すというのはよくわからないけど、「させていただく」という謙虚な心と、「ありがたい」という感謝の心を忘れないようにしよう。そうすれば、おかしなプライドにはならないと思う。

~人間は数字にとらわれると、不幸になるだけです。~

本当にそうだと思ったから記しておいた。かつて、子どもに新学期の目標を書かせるときでさえ、数値目標にすることを奨励していた。営業のノルマじゃあるまいし。今や数字とは対極的な生活を意識している。毎朝ジョギングをするが、距離もタイムも気にしていない。映画をよく観るけど、月当たりの本数など全く気にしていない。ちゃんと調べればわかると思うが、そういう気も起きない。例外もある。食事の咀嚼回数はできるだけ意識的に数えるようにしている。胃腸に負担をかけたくないからだ。(R4.9/2記)