読書9‐1『ひとりぼっちを笑うな』Ⅲ

本当に「これがしたい!」とは無縁なのだろうか

今日は一日、受け持ちの子の遠足的行事に付き合う。普段とは違う場所、普段とは違う行動で大いに疲れる。帰りはカフェに寄り、気分転換に読書。そして今から、労働相談で隣市へ。

さて、仕事に対する考え方である。

~「これをやらなくてはならない」という思いだけで仕事をしていると、精神的に追い詰められていくのではないかな?「やらないと、やらないと」という思いに縛られて、がんじがらめになっている。~

~意識を変えて「これをやらなきゃ」ではなく「これがしたい!」と思って働いてみてはどうでしょうか。~

担任が裁量で発行している学級通信などがこれに当たるのだろう。

「これがしたい」という仕事内容以前に、「これをやらなきゃ」があまりにも過大で、あっという間に勤務時間を超える。もしかして教員に自由度を与えないために忙しくさせているのかと勘繰りたくなる。

~自分で「これがしたい」という気概でやっていれば、もしそれが悪い結果につながったとしても、あくまで自分のせいですよね。つまりすべて自分で責任が取れるんですよね。~

ただただやらねばならないことをやるだけで一日が終わっていく。私にとっては「たかが仕事」なので、そんなに気にはしない。早く帰ることだけが生きがいのような教員生活なのだ。だが、「これがしたい」が何もなくてこのまま退職していくのか、と考えると寂しい気もしないでもない。もっと発想や工夫次第で、実現できるのではないだろうか。(R5.12/7記)