読書8-6『「自分には価値がない」の心理学』Ⅻ

会議の延長で休憩時間が10分浸食された。そのままなんとなく同僚との打ち合わせ的な雰囲気になったが、パッと気持ちを切り替えて、職場から外に出る。そして15分ほどジョギング。

~私たちは余計なことに気を遣い過ぎている。もっとシンプルに、もっと楽に生きていいのだ。自分の生きるために必須なものはごくごく少数になる。健康、収入、愛情、そして自己実現であった。

同僚とはうまくやっていきたいと思うが、気を遣い過ぎないように自制している。仕事は収入が得られればそれでいい。仕事で必要以上にうまくやっていくつもりはない。仕事での人間関係も、勤務時間を終えたら断ち切ればいい。その方がシンプルだろう。

~若い時からの夢を何らかの形で生活の中に位置づけていることが満足できる生活を送ることにつながっているという。夢を放棄するのではなく、現実的な形に変えて生活の中に位置づけることが人生を豊かに過ごす力になる。~

中学時代、松山千春に憧れてギターを始めた。彼のようになるのを夢見ていた。それ以来、ギターは細々と続けている。40代になり、子育ても一段落し、ライブを開いたり、高齢者施設でボランティアをしたりした。私も、若い時からの夢を生活の中に位置づけているということになる。(R5.6/22記)