読書8-6『「自分には価値がない」の心理学』Ⅹ

自分で自分に語りかけるというのは、結構重要なのかも。

~無力感から来る状態に陥ったら、このことを思い出そう。「自分は大人。もう無力ではない。だから大丈夫、乗り切れる。」~

今日、無力感のようなマイナスな感情が頭をよぎった。

私は、何をおいても勤務時間を越えて仕事をしないことを至上命題としている。しかし、長時間労働を厭わず仕事に打ち込んでいる同僚をうらやましく思うことがあるのだ。もっとていねいに仕事をすれば、子どもが変容し、大きな成果として帰ってくるのだろうなと思うこともあるのだ。そんな時も自分の誓いを忘れないように思い直すように努めている。

~特別でなくてもいいとは、自分に満足できることである。そのためには外的自己への過度のこだわりを捨てて、内的自己に比重を置くことである。自分の気持ちの良いこと、楽しいこと、満足できること。これらを大事にすることである。「ベストなんて望まない。グッドで十分、ベターなら最高」これくらいの姿勢でいいのである。~

勤務時間内に仕事を収めても、じゅうぶんに価値がある。勤務時間内で自分のベストを尽くし、それに対し、前向きな評価をしよう。

~セルフトーク法とは、否定的なセルフトークを適切なセルフトークに変えることで心と行動を建設的な方向へ動かすものである。「自分には力がある」「特別でなくていい」「グッドで十分」「人に認めてもらう必要などない」うまく対処できたら「やった!」「えらいぞ、よくがんばった!」「満足!満足!」~

特別でなくてもいい。人に認めてもらわなくてもいい。他者と比較すると、自分を見失ってしまう。(R5.6/20記)