読書『信念をつらぬく』Ⅱ

子どもを帰したら14時30分過ぎ。急いで年休簿を出し、職場を脱出。銀行の支店に駆け込み窓口終了時間に間に合う。そう違反金の納入だ。その後はスタバで読書、帰宅してブログ更新。呑気なものだ。

~いま日本で求められているのは、官僚が保身に走らず、国のために働くようにシステム全体を変革することだ。~

~私が「天下り先を確保できれば万事OK」という霞が関の考え方に初めて触れたケースでした。天下りポストをたくさん作るほど、官僚は上司から「よくやった」と褒められます。~

官僚は、国のために働いているのではなく、立身出世のために働いている、そのために、天下りを確保することにやっきになっているということか。私のような一介の公務員には、天下りなんて無縁だ。ただ、国のために働いていないのなら見過ごしてはならないことだ。

~「法律と団体をセットで作って天下り先を確保する」という方法は、どの省庁かを問わず、官僚たちの立身出世の手法としてDNAに深く刻まれている。~

立身出世か。結局私はただの平教員に落ち着いてしまったわけだが、そのチャンスがなかったわけでもない。20年前ほど前か、論文で県や市に表彰された時、校長から隣市の研究校に行ってみないかと声をかけられたことがある。だが、昼夜問わず働かされるのが嫌で丁重にお断りした。(R5.5/29記)