読書『人生を面白くする 本物の教養』Ⅸ

少子化問題について続ける。

~ほかの先進国のように残業は原則禁止(上司の職務命令があるときのみ)家事も育児も介護も社会全体でサポートして男女が等しく分担するという新しい文化風土をつくりあげていくべきです。~

少子化問題は働きすぎの問題と深くかかわっている。なぜ少子化問題が存在するかと問われるとどう答えるだろう。「女性の社会進出」を第一に挙げることが多いのではないか。要するに少子化問題は、女性の問題だ、と片付けているのだ。

政府もきっとそのあたりを理解して「働き方改革」の声をあげたのだと思うが、ただのブームに終わりそうだ。あの呼びかけで何が変わったのだろう。

~人間は次の世代のために生きているのです。洋の東西を問わず、沈む船からボートを下すときは、子ども、女性、男性、高齢者の順です。子どもが最優先で、高齢者が最後です。それが生命の厳然たる序列なのです。~

日本は超高齢化社会。政府も高齢者の方ばかりを向いて政策を行っていないか。「子ども最優先」「次の世代のために」という意識はどう育てていくのだろう。

~超高齢化社会の基軸となる政策は、健康寿命を延ばすことにあるはずです。ベストの方法は働くこと。定年制を廃止して、アングロサクソンの国々のように年齢フリーの労働慣行を作っていくことです。~

日本は定年まで労働者を残業で酷使する。そのため定年を過ぎたら働く気力も残っていないのだ。それで健康を損ない、社会保障の負担も上げている。さらに少子化を引き起こしている。私も、早く定年が来ないかな、なんて思ってしまっている。まずは自分の働き方を見直し、定年が来ても働く気持ちが切れないようにしなければ。(R3.12/28記)