読書7-16『明日のリーダーのために』Ⅵ

昨日、久しぶりに登山をした。といっても500mにも満たない低山だが。だが、今日はいくぶん寝過ごし、しかも一日足が重たかった。

教育について、また触れられている。

~指導者、リーダーシップは教育で作ることはできません。時代の要請に応じてリーダーとして育つための潜在的素養を与えるのが教育なのです。しかし、すべての基本に据えるべき精神の持ちようとして「無私の心」「奉仕の精神」は教えなければいけない。~

私は組合活動のリーダーと呼ばれる役職をしている。水、木、金、そして今日も組合活動だ。困っている先生がいるという連絡が入ったのだ。こう連続すると、自分の時間が無くなっていることに少々ストレスが溜まっている。しかし、これも「奉仕の精神」が必要なのだろう。

~教育に最も大切な素質は「3E」だということです。3Eとは、Energy(エネルギー)Endurance(忍耐)Enthusiasm(熱意)です。情熱をもって何かに取り組むこと、途中であきらめずに忍耐強くやること、そしてエネルギーを集中して取り組むこと。「3E」のある先生が、生徒に「3E」をインスパイアーする。生徒がそれを受け継いで何事にもあたる。それが大事である。~

調べたら、インスパイアとは「感銘を受けさせる。 鼓舞させる。 触発する。」とのこと。 情熱はあった。しかし、私はそんなに忍耐強くはなかった。学習内容、指導内容とはまた別に、私は感銘どころか、子どもを失望させてきやしなかったか。自分の仕事への向き合い方で、私は何かを伝えてしまっている。それをヒデゥンカリキュラムというんだっけ。(R5,3/13記)