読書7-15『2020年からの教師問題』Ⅹ

昨晩からくしゃみと鼻水は止まらない。もう紛れもなく花粉症だ。私の対象はこれまで梅雨の時期だったのに。自分にはこんなに水分があるのだと感心してしまうほど鼻水が流れ続ける。観ようと目論んでいた映画もやめ。結局ドラッグストアで薬を購入。

教師は指導者であってはならない。では何を目指すべきか。

~今後の教師に求められるのは、プロデューサーのような役割です。人々の能力をうまく引き出すことに長けている人です。2020年の理想の教師像はプロデューサーである。~

~生徒をプロデュースするには、次の3つの要件が必要。マインドとして「生徒とともに高め合う関係性」、教科の専門家として「正解のない問いを出せる力」、生き方として「アクティブラーナー」。~

プロデュースというと、アイドルなどを一流の売れっ子とするために、楽曲、衣装、振り付けなど、多数の者が関わる印象がある。一人の人物に対してチームでということだ。だが、教師はどうか。教師が30人以上の生徒を見なくてはならない。教師一人がそれだけの人数の生徒の能力を引き出すこと自体、無理ではないか。それこそ理想である。(R5.3/4記)