読書『人間関係のしきたり』Ⅴ

「自分自身」「惑わされるな」という語が出てくる。

~超一流の人間は、世間の一般常識などに惑わされることなく、自分自身の頭で深く物事を考え、みずから実行し、なおかつ自分の言葉できちんと表現できるということ。~

~他人に惑わされることなく、自分自身の考え、信じるところに従って生きる方が才能を伸ばせること。自分のやれることにはおのずと限界があり、その限界を知って無駄な努力はしないということ。~

「人間関係」というと、他人とどう上手くやっていくかということに重きを置きがちだが、そうではない。まず自分自身の個を確立させろということだ。自分自身が固まっていないのに、他人との関係も築けないのだ。前も思ったけど、他人にどう思われようと関係ない。自分の評価は自分で決めるのだ。

~いかに孤立無援であっても信念を持っているなら、それを貫くとやがては同調者が現れるということ。自分が誰からも支持されないようなときでも早々と諦めてはいけない。頑張って主張し続ければ、必ず支援者や同調者が現れる。~

自分の信念って何だろう、と思う。そう立派な信念などない。特に頑張って主張することもない。きっと孤立しているのだろうが、まあそれも気が楽だ。(R3.7.26記)