読書『「もう疲れたよ…」にきく8つの習慣』Ⅴ

アドラー心理学と言えば「勇気づけ」だろう。

~悩みや問題を乗り越えたい人に大切なのは「勇気」です。勇気は私たちが建設的な人生を歩むのに欠かせない力なのです。~

新しい仕事。うまくいっている人とそうでない人がいる。その中で勇気づけてやりたい人がいる。

~勇気づけとは、相手がより強く「自分を信じること」ができるようになるのを目指しています。相手を信頼して、相手の中によいものを見つけることができる人が「勇気づけのできる人」です。~

勇気づけるって励ますことかな。その人の中によいものを見つけなくてはだめなんだな。その人のよいものをその人に伝えねばならないんだな。まずその人をよく見ることから始めなければならない。その人を気にかけることから始めねばならない。

~1日3人に対して最低3回は勇気づけをしてみてください。「勇気づけ」が自分の習慣になるまでやってみてください。「信頼が勇気にエネルギーを与え、勇気が希望を育み、希望が信念を創造し、信念が行為を生み出す」~

勇気づけで「こんなこと言うと相手にどう思われるかな」と気にする自分がいる。自分がどう思われるかすぐに気にしてしまうのだ。その時点で出遅れている。本当に勇気づけしたい気持ちがあれば、自分がどう思われようと気にしないはず。

~相手を勇気づける際に重要なこととして①より早く尊敬し、信頼する、②より多く尊敬し、信頼する。~

相手に対する尊敬や信頼がないと、勇気づけができないのだ。その人のよさを見つけて、それをすばらしいものと思うこと。その存在を信じること。

~とにかく日常生活で生かし、習慣化してほしい。最大の味方である自分自身を勇気づけてほしい。他者の勇気づけに使ってほしい。アドラー心理学は実践してこそ真価を発揮する。~

何よりまず、自分自身を勇気づける。自分のよさを見つけてそのよさを信じること。