読書『いい言葉は人生を変える』Ⅲ

本書は、インプットよりもアウトプット中心なのだ。

~人に感動を伝えることは新たに一冊本を読むこと以上の効果があると確信していますから、黙っていないでどんどん語ることを選びます。まず読書、そして読書の感動を人に語ることをお勧めします。~

本を読むことはインプット、感動を語るのはアウトプット。バランスが大切、どちらかに偏るのがよくないのだ。そう思って私も今読んでいる本で気づいたことを家人に話すことにした。その点、家人は読んだ本のことをよく私に話す。おしゃべりか無口かも、からんでくる。

少々ずれるが、昨日映画を観て帰宅したら、家人から「どんな映画だったの?」と問われ、口ごもってしまった。一言で、どう話せばいいのか分からなくなってしまったのだ。ここに書いてあることを話せばいいだけなのに。「話し言葉で」「口頭で」という表現が苦手なのだ。

~語彙が豊富な人ほど広い意識空間を持ち、複雑な思考を組み立てることができるわけです。豊富な語彙を使ってきめ細やかな感情を実感することができます。言葉に親しみ、意識的に言葉を使っていくことは、より豊かな実りある人生を想像することにつながるのです。「私の人生はよくなる一方だ」という楽天的な言葉こそが楽天的な意識を養っていきます。~

きっと私は語彙を豊富にしているだけで、「言葉に親しみ」を持っているだろうが、「意識的に言葉を使っていく」ことはできていない。自分の課題だ。