ゴジラvsコング (2021) GODZILLA VS. KONG 監督 アダム・ウィンガード
今日からついにブラックウィドーが始まるのだが、まずは本作だろう。1時間の割り振りをして、市内の映画館に向かった。満を持して、ゴジラ観賞である。ちなみに私のゴジラ歴は古い。東宝のゴジラシリーズはほとんどリアルタイムに劇場鑑賞している。
ゴジラと言えば私の中では特撮である。ゴジラとコングとの闘いは、最初のうちだけ迫力ある映像に圧倒されたものの、所詮CGというかアニメであろう。2匹がじゃれ合っているように見えてきて、正直中盤に少し寝落ちしてしまった。
しかし、しかしである。中盤からあるキャラクターが出現したことにより、自分のテンションが跳ね上がった。そう、そのキャラクターにより、まさに少年、いや幼年時代のときめきが再現されたのだ。そのキャラのハリウッド版が観られるなんて、もうそれだけで観た甲斐があったというものだ。
思えばハリウッド映画って、意外と原作に忠実だったりする気がする。今作も日本のゴジラファンの思いを尊重してくれたのだろう。そう考えると、今作って中高年を対象にしたのだろうか。でもどうせならと思い、ゴジラがそのキャラの首をひねり回すシーンを期待したのだが、それはなかった。いろんな点で突っ込みどころはあるけど、私はじゅうぶん楽しめました!(R3.7.8記)